本当に移動の多い一年でした。
駅の階段、タクシーの後部座席、待合室の椅子の上。
移動のたびに、バッグを置き、また背負う。
気づいたんです。
移動って、「その人らしさ」がにじみ出る時間なんだなと。
慌ただしさの中に、ふと品を感じさせる人がいる。
姿勢、歩幅、そして背中のバッグの形。
「どんな人だったか」は忘れても、
「あの人、どんなバッグ持ってたっけ?」
それは案外、記憶に残るものです。
mayumasaは、そんな「記憶に残る移動」
の一部でありたいと思っています。
静かに個性を語るものとして。
流行より、背中の美しさを信じているブランドとして。